信号のOR(FANOUT)

2つの入力をORした信号を生成するサンプルです。

1つめのタブ(OR)がOR回路を構成しています。2つめのタブ(Test Pulse)がOR回路をテストするための信号発生器です。
OR回路はNIM-IN-S0およびNIM-IN-S1を入力とし、NIM-OUT6から出力します。
NIM-IN-S2はOR回路の確認時に使用する信号です。この信号の1周期の間にOR出力が1であった時間をMeasure Counterで計測します。
信号発生器はNIM-OUT0とNIM-IN-S0、NIM-OUT1とNIM-IN-S1、NIM-OUT2とNIM-IN-S2をそれぞれLEMOケーブルで繋いで使用します。その時のタイミングチャートを次に示します。

タイミングチャート

1つ目のタブ

NIM-IN-S0およびNIM-IN-S1は入力信号です。2つの入力をORした信号がNIM-OUT6から出力されます。結果を比較しやすいように入力信号をNIM-OUT4およびNIM-OUT5からそれぞれ出力しています。
NIM-IN-S2はMeasure Counterの計測サイクルを決めるための信号でこの信号の0から1の遷移によってMsrCnt0の計測が開始されます。NIM-OUT7からはNIM-IN-S2がそのまま出力されます。

入力信号

2つめのタブ

2つめのタブではテスト用の入力信号を生成しています。NIM-OUT0とNIM-IN-S0、NIM-OUT1とNIM-IN-S1 、NIM-OUT2とNIM-IN-S2をそれぞれLEMOケーブルで繋いで実行してください。

テスト用入力信号


信号の合成

NIM-OUT0とNIM-IN-S0、NIM-OUT1とNIM-IN-S1 、NIM-OUT2とNIM-IN-S2をそれぞれLEMOケーブルで繋いでロジックをダウンロードした時、それぞれの出力とMeasure Counterの受信データは次の様になります。
受信データ

NIM-OUT7はMsrCntのGATE用信号で、この信号が0から1へ遷移した時から、次に0から1へ遷移した時までがMsrCnt0の計測期間となります。MsrCnt0は計測期間中にNIM-OUT6が1(True)の時間を計測しています。

カウンタ

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